2017/10/03(火)バックアップの仕方&工事内見

「RAIDしているから大丈夫です!」
「DVDにバックアップをとっているから大丈夫です!」
「USBメモリーにバックアップをとっているから大丈夫です!」
「クラウドにバックアップをとっているから大丈夫です!」

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バックアップの取り方は、難しいですよね。
DVDに書き込む人、USBメモリーにコピーする人、クラウドストレージにデータを保存する人。
さて、どれが安全なのでしょう。


DVD・Blu-rayバックアップの危険ポイント
樹脂部分が劣化し読み込めなくなります。紫外線や日光、温度の上昇により、著しく寿命は縮まります。また指紋や傷などにも非常に弱いです。

USBメモリー・SDカードバックアップの危険ポイント
メーカー公称値や数年前までは、4~5年は保存できると言われていました。
最近のTLC-NANDはもっと短いだろうと推測されています。
フラッシュメモリーは自然放電という現象があり、
読み書きをせず放置した場合、徐々に記録データが欠損していきます。
万が一フラッシュメモリーにバックアップをとっている場合、
定期的な通電が必要です。

クラウドストレージバックアップの危険ポイント
アカウント自体が規約違反で突然使えなくなってしまう、
クラウド事業者がサービス提供を中止してしまう、
といった危険性があります。
クラウド事業者に障害やミスによりデータが消失した事例もあります。


正解は?
複数のバックアップを定期的に取る
複数箇所にバックアップを取ることにより、できるかぎりデータ損失のリスクを低減します。
バックアップソフトなども進化し、フリーのバックアップソフトでもかなり高度なバックアップができるようになっています。
たとえば、普段はクラウドストレージにデータを同期し、定期的に外付けハードディスクやDVDにデータをコピー、そういった運用がいいですね。



ちなみにRAID1は?
RAID1のうちミラーリングと、バックアップはイコールで結ぶことはできません。
RAID1は常に同じデータを複数のハードディスクにコピーします。
ハードディスクの損傷には効果的ですが、
あくまでも「ハードディスクが故障しても業務停止しない仕組み」です。
RAIDだからと安心せず、しっかりとバックアップを取りましょう。




本日は、月内に控えている配線施工工事の内見にて、丸の内まで出掛けてきました。
どのようなお店になるのか、今から楽しみです。
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