2017/11/11(土)セキュリティー強化はよいことですが

お客様先にて、インターネット&電話回線の切り替えと、携帯電話の機種変更作業に立ち会いです。
今回はアナログ回線2本とインターネット用光回線を統合し、インターネット回線とIP電話への置き換え。
まずは携帯電話の回線切り替えを行うキャリアの担当者が来訪されるとのことで、お客様先で立ち会いをしました。
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作業終わりにお客様から。
「ここにある使っていない機械は何かわかりますか?」とのご質問。
ヤマハのVoIPルーターが未設置のまま置いてあります。
現状はレンタルONU&市販のルーターですので、確かに統合にあたってはVoIPルーターが必要です。が。
ビジネスホンの主装置にも内蔵ルーターがあったはず。

念のため契約内容を確認させていただくと、、、
ビジネスホンやヤマハルーターの価格は理解できます。
あれ。、UTMの設定費用が組み込まれていますね。
ここで再度営業担当に確認。「UTM用のルーターはヤマハルーターの配下に導入されるのですか?」
答えは「導入の是非をお客様に確認中です」とのこと。では何故この費用が発生している?

お客様が判断しての契約ですから、お客様が納得されていれば、それで構わないことは確かです。
でも、何故かもやもやとした気持ちになりますね。


・年に数回使うため、撤去予定の無線APは残置してもらう
・弊社が行うリモートサポート用のポートを開放する

その点だけはお願いすることになりそうです。
いままでできたことができなくなってしまいますから。


UTMなどのセキュリティー対策製品、重要なことは確かです。
今回設置されている製品自体も、製品としては非常によくできており、安心しておすすめできる製品です。
だからこそ、販売方法で製品の評価を下げるようなことは、あまりよくないことです。

「セキュリティー対策で前回酷い目にあったから、もう一切やらない」
こう言われてしまうのが一番怖い。

ですから、私からもお願いです。
個人個人のセキュリティー対策はもちろんですが、
「企業規模や業務の内容をよく判断して、お客様が安心して利用できるように営業してください。」
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