2017/11/08(水)前兆がわかりづらいSSDのトラブル
そのパソコンではM.2接続のSSDを利用しており、搭載されたSSDが突如認識しなくなり、Boot画面で停止してしまったようです。
ハードディスクの場合、認識しなくなる直前に様々な現象がおき、トラブルを予測できることもあります。
しかしながらSSDの場合はなかなか難しい。例え速度の低下が起こったとしても、元々が高速なので多少の変化にはなかなか気付きにくいです。
今回は認識したりしなくなったりを繰り返していた&お客様がお急ぎの状況で部品の到着を待っていられなかったため、ハードディスクへ一旦全領域をバックアップしました。
たとえ可動部品が少なく信頼性が高くても、突然認識しなくなることもあります。
念のため頻繁なバックアップをしたほうがよいでしょう。
SSDであれば従来のハードディスクより断然バックアップにかかる時間も少ないはず。
よくお客様に聞かれるのが「壊れにくく信頼できるハードディスク・SSDはあるの?」ということ。
機械は必ず壊れます。形ある物は絶対に壊れます。
傾向として壊れやすいモデル、丈夫なモデル、といったものはありますし、
マシンを納入させて頂く際はそのようなモデルを選定します。
しかしながらサーバーグレードのハードディスクでも壊れるときは数ヶ月で壊れたりします。
こまめなバックアップは大切です。バックアップを怠ったことで高額なデータ復旧料金を払わなくてはいけませんよ。